インプラントと他の治療方法との違い

インプラント治療は人工歯根療法ともいわれ、 歯の抜けた部分の歯槽骨にチタン製の インプラント(人工歯根)を入れて使用 します。そのインプラントを支柱とし、その上に支台部(歯を直接支える部分)と人工の歯をしっかりと固定する治療法です。 チタンは長年の基礎的、臨床研究からインプラントの素材として最も安全であり、また顎の骨と結合することが確認されいます。インプラントと顎の骨がしっかりと結合( オッセオインテグレーション )すれば、その上に丈夫で安定した歯を作ることが出来ます。入れ歯では満足することが難しかった「食べる」、「話す」こともインプラント治療によりご自分の歯と同じような感覚を取り戻すことが出来るのです。

約 40 年の臨床実績を誇る科学的根拠に基づく正しいインプラント治療はとても成功率が高く、現在までに全世界の数百万人の方々が治療を受けています。

他の治療とどう違うの?

歯を1本失った場合

●インプラント治療
ブリッジ治療と違い周りの健康な歯をまったく削ることなく歯のない部分にインプラントを入れます。 また天然歯と同様の外観と機能を得ることができます。

●ブリッジ治療
隣接する歯を削ってブリッジの支台とする従来式のブリッジです。これは審美的にも機能的にも優れ、装着も非常に容易な安定した治療法です。ただしこの方法には、欠損部で継続的に骨吸収が起こることと、ブリッジのために健康な歯を削らなければならないという、2つの主な欠点があります。

●取り外し可能な部分義歯(入れ歯)
取り外し可能な部分義歯(入れ歯)
これは欠損歯の永久的な代替物となるものではありません。不安定で取り付けが緩いため、機能面でも快適さの点でもやや劣ります。また部分義歯はプラスチック製なので、セラミック製クラウンと同等の審美性は得られません。利点は多くありませんが、あげるとすれば隣接歯に影響を与えないことなどがあります。また装着が容易で、費用も比較的安価です。

歯を数本失った場合

●インプラント治療
欠損した奥歯をインプラントで修復すれば、強度と安定性が得られ、好きなものを何でも食べられるようになります。また顎骨も顔の外観も保たれます。
・このような症例では唯一の安定した治療法
・好きなものを食べられる抜群の安定感
・顎骨の吸収を防ぎ、顔の輪郭に影響しない

●取り外し可能な部分義歯(入れ歯)
この治療法はしばしば、快適でなく使用もやや面倒と考えられています。機能面ではブリッジと比較することはできません。この義歯はプラスチックと金属でできているため、外観の面でも劣ります。パーツが多いため製造にも多くの費用がかかります。ただし装着は容易で、健康な天然歯も影響を受けません。

歯をすべて失った場合

●インプラント治療
歯科インプラントが発明される前は、すべての歯を失った人にとって確かな満足を得られる治療法はありませんでした。現在ではインプラントと固定ブリッジによって全顎を修復することが可能になり、永久的で安定性も審美性も優れた結果を得ることができます。
・自分の歯と同じように食事や生活ができる
・生涯機能する強くて安定した義歯
・顔の外観に影響せず、骨の喪失を防ぐ

●取り外し可能な義歯(入れ歯)
歯肉の上に軽く取り付けて、欠損した歯を覆うタイプの義歯です。この方法には、価格の安さと取り付けの容易さ以外、特別な利点はありません。

欠点は、食事のしにくさ、審美性の低さ、発話への影響、義歯のずれによる歯肉の痛みなど多々あります。さらに上顎に取り付けた場合、味覚が大きく損なわれることにもなります。

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